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柴犬日記は19.1.24より下記ブログに移行しました。
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親猿ちゃんと、子猿ちゃん達が帰ってしまった。
この三日間は、カンチにとって、
夢のように楽しかったに違いない。。。
いつもは、出張で来る兄にべったりのカンチ。
ところが、今回は、子猿一号こと、姪っ子ちゃんと、
すっかり気が合って?しまったらしく、
片時も、姪っ子ちゃんの側から離れないカンチ。。。
お散歩も、食事の時間も、果ては、トイレの果てまで、
姪っ子ちゃんの後をついて行くカンチ。
姪っ子は、小学校高学年、カンチは三才。。。
多感な時期に差し掛かる彼女達は、
話が合うのだろうか。。。
うぅぅ・・・二人の間に入っていけない。。。。
カンチ、私には、話せないことでもあるのかい???
姪っ子ちゃんに買ってもらったオモチャで遊ぶカンチ。
楽しそう・・・カンチ。
無理やり、間に入り、
「は〜い、カンチ、オモチャちょーだい!」と叫ぶ私の横を、
するリと通り過ぎ、姪っ子ちゃんにオモチャを渡すカンチ。
無視かい!!!
そうですか・・・年寄りは引っ込んでろ!!!ってことかい。。。
写真は、カンチのオモチャを引っ張り出して遊ぶ子供達を、
心配そうに見張るカンチ。
大切につかってね・・・とでも言いたげな面持ち。
その下は、仲良しの姪っ子ちゃんと、川の字で眠るカンチ。
これまでカンチは、私と両親以外の人と、寝たことが無い。
当然、夜中にキュ〜ンとか泣いて、
私の部屋のドアをノックするだろうと確信していた。。。
ところが、私のドアはカタリともいいませんでした。
その頃、カンチは、大好きな姪っ子ちゃんの布団にもぐり、
スヤスヤ、ぐっすり眠っていたそう・・・・。
うぅぅ・・・やっぱり、若い子がいいのね、カンチ。。。 |
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今日は、再び兄が、出張で帰省した。
今回は、二匹の子猿ちゃん・・・
・・・いえ、姪と甥も一緒に・・・。
当然、カンチは、ギャラリーが多ければ、多いほど燃えるたち、
嬉しくて、嬉しくて、尻尾の休まる暇がない・・・。
しかし、下の子に関しては、友達・・・ライバル、後輩・・・
我が子・・・程度に感じているらしく、
下の子猿、いえ、子が、「お手!おかわり!」と言っても、
「ご冗談でしょ!!!お手はするけど、おかわりは無理!」
って感じで、断固拒否。。。
仕方ないわね、子猿、いえ、甥っ子ちゃん。。。
しかし、さすがに私も、疲れたわ。。。。
ワンコに子猿ちゃん達を連れてのお散歩。。。
いつもの百倍楽しい散歩の反面、
左に突っ走るカンチを制し、右に転がる下の子猿ちゃんを怒鳴り・・・。
下の子猿ちゃんには、カンチのハーネスを付けとけばよかったと、
後悔した。。。
これ、マジ。。。
カンちゃん明日も、子猿ちゃん達と一緒にいられるよ。
ウキ!!!
写真は、二匹の子猿と共に、散歩を楽しむカンチ。
枝をくわえてますが、この枝は、
下の子猿ちゃんと取り合いの末、
カンチがゲットしたものです。
下の写真は、兄に、
高い、高〜い!!!されてるカンチ。。。
カンチ・・・喜んでないし。。。
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昨年末、我が家は絨毯を新調した。
フカフカの手触りが気に入り、両親が即決したものらしい。
・・・が、正直気に入らない。。。
色は、明るい茶・・・そう、まさにカンチ色である。
そして、同じく年末、私がカンチに買ったペット毛布もカンチ色。。。
カンチ色の絨毯に、カンチ色の毛布をひき、
その上にカンチが横たわる。。。
同系色でまとめてみました・・・じゃないいんだからさ。。。。
隣の叔母などは、
「あたし、目悪いからさ、あんたんちのカーペットじゃ、
カンチば、踏んづけちまうわ・・・」と言う。
それよりも、何よりも、この絨毯には、
致命的な問題があった!
ものすご〜く毛が抜けるのだ。
購入してから、約二ヶ月が経つ今も、
相変わらず、激しく絨毯の毛が抜け、
あっという間に足の裏が真っ白になる。
そして、ヒーターの温風で、常時、毛が舞い、
母は、鼻がグズグズし、私はいつも睫に絡み、
カンチの濡れて黒光りした鼻にも、無数の毛が・・・。
もう我慢ならない!と思い、購入先の家具屋さんに、
相談すると、すぐに別のものと交換してくれると言う。
しかも、快く!!
そうと決まれば、家具屋さんの気が変わらぬ内に、
と思い、その日の内に、
絨毯を引き下げに来てもらうことになった。
しかし、その前に、営業の方が来て、
その問題の絨毯をよく見せて欲しいと言われる。
ここで、私と母は考えた。
絨毯の毛がひどくて、とクレームを言いながら、
でかい室内犬が、交換していただく絨毯の上に、
散乱したオモチャと共に、
寝そべってるのは、いかがなものか???
やっぱ不利じゃないの?・・・て、ことになり、
我々母子は、カンチを抹消することにした。
カンチは急遽、隣の叔母の家に、
監禁、いえ、保管、いえ、預かってもらい、
家中のカンチのグッズ、痕跡を完璧に消した。
その後、営業の方が来て、「これはひどいですね」と、
お墨付き?をもらい、無事、交換してもらうことになった。
しかし、突然、何の説明もなく、叔母の家に預けられ、
カンチは、どんなに不安な思いをしているだろう・・・
と心を痛めた私達。
二人で、あわてて迎えに行くと、
叔母と二人?まったりと、カップのアイスを食べていた。
既に、カップの半分以上が無くなっている。
こんな美味いもん、食べたこと無い!と舌なめずりするカンチ。
なんてことだ・・・・・。。。。
しかも、こんな至福の瞬間に、何しに来たんだとばかりに、
横目で睨むカンチ。
当然、帰ろうと言っても、頑として言う事を聞かない。
「これを食べきるまでは、あたいは、帰らないからね!」
と大泣きするカンチの首根っこをつかまえ、
帰宅する我等。
こうして、カンチのダイエット作戦は、
一歩進んで、二歩下がるという繰り返しなのである。。。。
写真は、店まで散歩に行って、
母と記念写真。
母は、未来の遺影の候補にと言うが、
こんなでかくて、重そうな犬を抱いた遺影など、
見たことないけど。。。
下は、その後、お客様のリクエストに答え?、
店にちょっとだけ入れてもらい、
皆さんに撫で撫でされ、至福&恍惚顔のカンチ。 |
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賛否両論あるだろうが、
我が家では、カンチにも、
美味しいものを、少しだけ、
食べさせる方針である。
・・・・というか、そんなに長い人生?でもないのに、
一生ドックフードの味しか知らないというのは、
どうなんだろう・・・。
私が犬なら・・・なんだかせつないのである。
犬にとって、タブーなものは、
もちろんあげられないが、
私達が食べて、美味しいと思うものや、
旬のものを、ほんの少し、
カンチの口に入れてあげると、
カンチは、なんとも満足そうな・・・幸せそうな表情をする。
こういう食べさせ方は、
もしかして、カンチの寿命を、
1,2年縮めさせるかもしれない。
それでも、私達家族は、
他の子より、少しだけ長生きするよりは、
せっかく生まれてきたんだもの、
カンチには、美味しいものを少しずつでもいいから、
食べさせたいという考え方をしてしまう。
たった十数年の命だもの。
美味しい味を知り、色んな所へ行き、
そして、家族に愛され、
幸せな犬人生を送って欲しい・・・カンチには。
そんなわけで、下の写真は、
昨日の晩御飯、すき焼のおすそわけ。
なんと、両親は、すき焼をする時は、
カンチ様に赤みの牛肉を別に買ってくる。
その下は、もっと欲しいと母にねだるカンチ。
当然、与えられず。。。。
調子に乗っちゃ、いかんね、カンチ。
そういえば、あんた、今朝はとろろご飯を食べてたね。
精がつくわけだよ。
夕方の散歩、死ぬほど走り回ってたもんね。
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昨日の散歩でのこと・・・。
いつものように、カンチと共に、近くの土手を、
歩いていると、見知らぬオジさんに、
声をかけられた。
オジさん 「あ!この犬知ってるよ。違う人も連れてるしょ?」
(・・・あぁ・・父だな)
オジさん 「いや〜前から思ってたけど、いい犬だね〜」
私 「あ・・・ありがとうございます」
(・・・照れちゃう)
オジさん 「この尻尾がいいもの〜。立派だよ〜。滅多にいないよ」
(ん?ちょっと大袈裟でないかい?・・・でも口元が緩む)
オジさん 「これなら、あれだ。マサオ君みたいに有名になれるよ!」
(おじさん、マサオ君はもうあの世だよ。。。ま、いいけどね)
その後、次々と褒められるカンチ。。。
滅多にないことなので・・・というか、初めてなので、
私はすっかり嬉しくなり、頬まで高潮してきた。
そして、最後にオジさんは言った。
「この犬なら、血統書ついてるといってもいいぐらいだわ」
オジさん。
カンチ、柴犬だから。。。
付いてるんですけどね・・・血統書。。。
それにしても、カンチは、
多々、「柴犬?ですか?」と、疑問系で聞かれることがある。
やはりカンチは、柴犬らしくないんでしょうか???
なんか釈然としないなぁ。。。
写真は、ケーキをねだるカンチ。
あげないけどね・・・と言いつつ、クリームをちょっぴり試食。
下は、どれ、たまには歯磨きでも・・・と思い、
トライするが、カンチの思わぬ大抵抗にあい、
やむなく断念。。。 |
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クレアという雑誌で、年に一度、犬特集をする。
今年の企画は、セレブな犬だそうだ。
カンチには、全然該当しないけど、当然購入。。。
その中で、愛犬と一緒に、優雅な旅を・・・という企画があり、
興味津々で読む私。。。
遠出で宿泊なんて、犬にとっては、
迷惑な話かもしれない。
しかし、正直なところ、一度位、
カンチと旅してみたい・・・。
犬の泊まれるホテルの中に、
小樽のヒルトンが掲載されていた。
見開き2ページも使って特集され、豪華で、おしゃれで、清潔な感じ。
しかも、ヒルトンで一番眺めのいい部屋が用意されているという。
これこそ優雅な旅って感じ!近場というのも良いではないか。
私の頭の中で、どんどん具体化されていく。
犬友達のあの子を誘い、海の綺麗な季節といえば・・・など。
そうそう、大事なことを忘れてた。
料金を確認しなきゃ・・・と思い、その下の対象という欄を見ると・・・。
ん?・・・ただし、犬は10キロ以下とさせていただきますぅ?・・・。
こうして、私の優雅な旅の空想は、
一瞬で終わった。。。
このところ、カンチのダイエットの効果も小康状態が続く・・・。
カンちゃん、どうかもう少し痩せてちょうだいよ!
そして、私を優雅な旅へ連れってって〜!!!
でもあんた、今朝もお母さんから卵かけご飯をもらっていたね。。。
ゲフっと言ったカンチを見て、こりゃ駄目だわと思ったね。
写真は、出窓に上り、出勤する父を見送るカンチ。
妙に顔がエラそう・・・。
よく働くように・・・といったところか。。。
その下は、出勤する私を見送るカンチ。
ヒーターの前で寝転がり、完全無視!!!
ひどいよ、カンチ。。。
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カンチには、妙な癖がある。
「カンチ〜、寝るよ〜」と声をかけると、
あわてて辺りを見廻し、手近にあるものをくわえて、
小走りに、ベットや布団に上がって来る。
それは、オモチャだったり、噛みかけのガムだったり・・・。
この辺迄は、まぁ。我慢しよう。。。
しかし、父の履いた靴下だったりすると話は別だ。
はっきり言って、これはひじょうに迷惑。。。
しかも、こういうものに限って、
カンチは異常に固執する。
大事にベットに持ってきて、
私の枕もとで、愛おしそうに、抱えて眠る。
いうなれば、父の靴下は、
カンチにとって、芳香な癒しの香りを持ち、
アロマテラピー効果があるのではないか。。。
しかし、私は。。。
忙しい一日が無事終わり、ホっと安らかな気持ちで、
ベットに入ると、私の鼻先には、
父の履きふるした靴下が・・・・・・。。。。。
あんまりな仕打ちじゃないだろうか。。。。。
カンチが寝入ったところを見計らい、
そ〜っと靴下を取り上げようとすると、
残念なことに、ガッチリ噛んだまま眠ってるアホ犬カンチ。
仕方なく、カンチの獣臭と父の靴下の香りに包まれて、
眠りにつく私。。。
・・・・はっきり言って、慣れてきました。
皆さん!人間、なんとかなるもんですよ!!!
写真は、父の靴下をベットに持ち込み、頑として放さないカンチ。
下は、オモチャをくわえてスヤスヤ眠るカンチ。 |
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カンチの尻尾が大好きな私。。。
いろんな表情があるから・・・。
目は、口ほどに物を言うと言うが、尻尾もそうみたい・・・。
朝、起きて、居間に降りていき
「カンチ、おはよう!」と私が言うと、
カンチは、嬉しそうに、ププッと尻尾を、短く二度振る。
多分、オハヨッ!・・・と返しているのだろう。
たまに、カンチもぐっすり眠っているような、
深夜に帰ることがあると、
一拍間があってから、
奥から、あわてたように、カンチが小走りに、
迎えに出てくる。
よほど深く眠っていたらしく、
目がいつもの半分で、シバシバしている。
そして、私の顔を見上げ、ちょっと耳を下げた後、
尻尾を、パタリ、パタリと、ゆっくり振る。
まるで、
「ごめんね〜、うっかり寝ちゃってさぁ・・・お帰りぃ・・・」
と言ってるみたい。
なんでもない瞬間に、ふと、カンチと目が合う事がある。
すると、カンチは、まぁるい目をして、首をちょっと傾げ、
クルクルっと尻尾を回す。
「なした???」・・・と言ってるらしい。。。
ところで、自慢じゃないが、この辺にいる柴犬の中では、
カンチの尻尾が最も大きく、しかも太い!!
(何の自慢にもなりませんが・・・)
でも、キタキツネの尻尾みたいなんだ!
(一度ホントにキタキツネと間違われたけどね)
大好きだよ・・・の気持ちを込めて、
「カンチ・・」と呼ぶと、
尻尾を小さく振るカンチ。
これは、何て言ってるのかなぁ・・・。
写真は、お土産のオモチャ、たまごちゃん。
また買っちゃった。。。
母は、今に、カンチのオモチャで家が埋まると恐れている。。。 |
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昨日のこと。。。
家族全員、初出勤で、カンチも五日ぶりに、
外でのお留守番となった。
夕方、帰ると、カンチがピッタリ耳を下げて待っていた。
今考えると、いつもの耳の下げ方とは、違っていたような・・・・。
いつもなら、耳下げは、ほんの一瞬で、すぐに、
キュィ〜ン・・・と甘えた声で泣くカンチ。
しかし、この日は、家に入ってからも、
暫く、耳が下がりっぱなし。
しかも、妙に体を摺り寄せ、トイレまでもついて来るカンチ。
そうか、そうか・・・寂しかったかい?
おぉ、よしよし・・・・と、ムツゴロウ状態で撫でる私。
これぞ、飼い主冥利につきるというものだ・・・・。
その後、散歩に出た私達。
ふと、なんのきなしに、カンチの(掘建て)小屋の付近を見ると、
おや???・・・・あれは・・・・○ンチでは。。。
しかも随分大量の・・・・・。
後ろを振り返ると・・・・カンチが俯いている。。。
なるほど、日中、粗相をしたのだな・・・・カンチ。
カンチは、これまで、留守中に、
つながっていた状態で、コレをしたのは、
ほんの数回、殆どないと言ってもいいくらい、
自分の小屋周りではしない。
隣の叔母に、この事を言うと、
「そういえば、お昼頃、キャ〜ン、キャイ〜ン!!!って、
あんまり泣くから、こりゃ、
中に入れろと甘えてるんだと思ってさ、
カン子、いい子でお留守番しないとだめよと、
叱っておいたのさ。
あらぁ〜、よっぽど、したかったんだね、罪なことしたよ」
と悔やんでいた。
どうやら、四日ぶりに、寒風の外に出され、
すっかり、お腹が冷えてしまったらしいカンチ。。。
お腹がさしこみ、急にもよおしたのだろう。
恐らく、叔母の聞いたキャ〜ン、キャイ〜ン!は、
「おばさぁ〜ん!お腹痛い〜!たいへ〜ん!もれるぅ〜!!!」
だったのだろう。。。
うなだれるカンチ。
「スンマセン・・・三才の自分、恥ずかしいっス」と言ってるようだ。
大丈夫だよ、カンチ、叱らないよ。。。
仕方ないべさ。。。
でも明日もお外だからね。
写真は、帰宅し、綱を放すと、
一目散に、玄関に続く階段へと、駆け上がるカンチ。
その後、「早く入ろう、さぁ、早く」とせかすカンチ。
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お正月三日目。。。、
相変わらず、カンチは寝正月に徹してる様に見える。
ところが、カンチのこの眠る時間帯を検証してみると、
ちょうど、平日、私達家族が仕事で、
不在の間の時間帯であることがわかった。
おそらく、平日の昼間は、
カンチのお昼寝タイムらしい。
カンチの体内時計は、お正月とはいえ、
正確に作動しているらしい。
・・・・なもんで、カンチは夕方から、徐々に元気になってくる。
・・・・逆に我々は、お正月ゆえ、昼間から、
お酒を飲むもの、初売りに行くもの、来客で忙しいもの・・・・
いつもとペースが異なるため、
なぜか、平日よりずっと早く眠くなる。。。
夜、「いつものように、遊んでよ!!!」と、
ボールをくわえてくるものの、
お父さんにあそんでもらえ、だの、
お母さんに遊んでもらえ、だの、
カンチの相手を、互いに押し付けあう我々家族。。。
最終的に、カンチは不貞寝する。。。
しかも、カンチにとっては、
腹立たしいことに、お正月休みということで、
朝の散歩も、一時間近く遅く行く父。
今朝も、なかなか起きて来ない家族に、
カンチはイライラしていたのだろう。
「カンチ〜行くよ〜」と、父が階下から叫ぶと、
私の隣で寝ていたカンチは、
私の顔を、おもいっきり踏んづけて、
階下へ降りていった。
しかも、偶然踏んづけたのではなく、
カンチは、父の声を聞き、
寝ている私の顔を、ジ〜っと見下ろした後、
ゆっくりと、そして慎重に、
確実に、私の顔に前足が乗るように、去っていった。
正月早々、カンチに顔を踏んづけられ、
気分のすぐれない私・・・・。
しかし、ふと考えてみた。
これは、怠慢な家族に対する、
カンチなりの復習なのだろうか。
それとも私の顔は、
枕の一つにすぎないと思っているのだろうか・・・。
いや、単に、躾が悪いだけなんじゃないのか。
カンチ、正月気分も、もう終わりだ!
新しい年も来たことだし、
明日からキリッといくよ!
(それはお前だ・・・・とカンチの目が言っている。。。。)
写真は、年始のお客様を迎え、
甲斐甲斐しく、接待し、歓談してるつもりのカンチ。
下は、お正月ということで、
オモチャを二つも買ってもらい、
嬉しくて、オモチャの側から離れないカンチ。
そして、奪われるのを恐れ、抱えたまま眠るカンチ。
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明けまして、おめでとうございます。
カンチは、どっぷりと、寝正月しております。
・・・・というのも、大晦日に連れて行った
シャンプーが起因しているみたいで。。。
大晦日の夕方、シャンプーに連れて行こうと、
支度をしていると、自分も、
お出かけ出来ると知ったカンチは、
ウキウキと車に乗り込んでいった。
何も知らずに。。。。。
そして、ショップの前に車を止め、
連れて行こうと手を差し出すと、
相変わらず、尻尾をぷりぷり振って、
嬉しそうに、ピョンと私の腕に飛び込んできた。
そして、店の扉を開け、犬の鳴き声やら、
匂いを嗅いだカンチは、すべてを悟ったらしい。
アギャ〜ァァ〜ン!!!という叫び声をあげながら、
お姉さんに抱っこされて、トリミングルームへ、去っていった。
あんなに泣かれると、
なんだか私は、戦地に送り出した母のような気分だ。
どうか無事で・・・カンちゃん。。。。
一時間半後、迎えに行き、ショップのお姉さんに、
「カンチ、号泣しましたか?」と聞くと、
「いやぁ〜ちょっと・・・・泣かれましたね。。。。」と
苦い顔をされた。
相当ご迷惑をかけたらしい・・・。
その後、カンチを呼びに行ったお姉さんが、
爆笑しながら、カンチを連れてきてくれた。
トリミングを終えたワンコちゃん達は、
一つのお部屋に一緒に入れて、遊ばせているらしいが、
賑やかにじゃれあってるワンコ達の中、
カンチだけ一人?、背中を向け、
壁に顔をぴったりつけて、
地面を見つめていたそうだ。
帰宅途中の車の中で、
ものすごい!悪臭がして、
何だ!!と思ったら、カンチのおならだった。
恥ずかしそうに、俯くカンチ。
あんまりホッとして、つい、
出ちゃったんだよね、カンチ。。。
カンチの憔悴ぶりに、すっかり気の毒になった私は、
悪臭が目にしみる中、カンチを抱きしめ、
ごめんね、カンチ、と何度も謝った。
しかし、その日から、カンチは機嫌が悪い。
寝てばっかりいる。
ふと視線を感じると、斜め下から、
白目を出して、私を睨むカンチ。
ちょっと、カンチ!
トリミング料金、私が一番多く負担したんだからね!
3675円のシャンプー代の中、
一人1200円徴収し、残りの差額75円は私が払った。
プチ太っ腹な私!!!
久々のシャンプーで、毛も艶やかになり、
すっかり美犬になったカンチ。
しかし、毛の美しさに反し、顔は険しくなり、
めっきり人相が悪くなってしまった・・・・。
写真は、帰宅後、
私達家族のいる居間から、あえて離れ、
奥の和室で爆睡する、疲れきったカンチ。
下は、お正月のご馳走を前にしても、
ねだることなく、しらけた顔のカンチ。
まぁ、何はともあれ、
今年もよろしくお願いいたします。
ぺこり。。。
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